人事労務解説

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人事労務解説 2021.07.12

雇用保険被保険者証とは?いつ使う?再発行手続き方法なども解説

雇用保険被保険者証とは、雇用保険に加入すると発行される証明書類です。入社して勤め先により雇用保険へ加入する手続きがされたら、ハローワークにより発行されます。主に転職した時に転職先に提出する書類として必要となります。
このページでは、雇用保険被保険者証の概要、使う場面について解説していきます。

※関連:雇用保険とは?①

1. 雇用保険被保険者証とは

雇用保険被保険者証 は、雇用保険の適用事業所に入社して雇用保険の対象となり資格取得の手続きがされた際に、ハローワークで発行される証明書類です。雇用保険の被保険者であれば個別に、被保険者用の書類として発行されます。雇用保険被保険者証には個別の被保険者番号の他、被保険者となった日(資格取得年月日)、氏名、生年月日、事業所名称等が記載されています。雇用保険の被保険者番号は最初に雇用保険に加入した際に付番されたら、転職して勤め先が変わっても原則同じ番号をそのまま使用し続けます
ただし、7年以上その番号を使用していないと消滅します。

※関連:雇用保険とは?① パートやアルバイトでも入ったほうが良い?【2021年度版|最新情報】

 

雇用保険被保険者証とは

2. 雇用保険被保険者証はいつ使う?

雇用保険被保険者証を使うタイミングとしては、転職した場合にその転職先に提出する時です。被保険者番号自体は変わりませんが、その転職先で雇用保険の加入手続きをする必要があり、その手続きに被保険者番号が使用されます。また、教育訓練給付と言って、スキルアップのために対象の講座を受講した時にその費用の一部が給付される制度を申し込む際にも必要となります。
雇用保険被保険者証は被保険者用の控ですので基本的には本人が保管しておくものですが、発行されてから在職中に使うことがないため、会社で代わりに保管している場合も多いので、退職する時に手元に雇用保険被保険者証が無い場合は、会社が保管しているかまずは確認しましょう。

まとめ

雇用保険被保険者証は、雇用保険に加入したすべての方に発行され、転職した場合でも雇用保険被保険者証に記載されている番号を使用して雇用保険の加入手続きをするため、失くさないよう注意が必要です。
次のページからは雇用保険被保険者証を失くした場合の再発行の手続きや離職票との違いについて解説していきます。

『著者:社労士カワモリ』

雇用保険被保険者証を失くした!もらっていない!再発行はどうする?

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