(後編です。前回まではこちらからお読みください。)
雇用保険被保険者証とは?いつ使う?再発行手続き方法なども解説
前回までは、雇用保険被保険者証の概要、使う場面についてまとめてきました。雇用保険被保険者証を普段目にする機会は少ないですが、転職先で雇用保険に加入する際に必要ですので失くさないよう注意が必要です。ここからは、雇用保険被保険者証を失くした場合の再発行の手続きや離職票との違いについてまとめていきます。
雇用保険被保険者証をもしも失くしてしまったら、再発行はどのようにすればよいでしょうか。
在職中や退職する時に失くしたことに気づいた場合は、勤め先に伝えて再発行の手続きをしてもらいましょう。もしかしたら勤め先で保管していたり、控を取っている可能性もあります。
退職してから次に働き始めるまでに時間が空いて、その間に雇用保険被保険者証を失くしてしまった場合は、自分自身でハローワークにて再発行の手続きをする必要があります。ハローワークへ行って「雇用保険被保険者証再発行申請書」に記入して窓口に提出します。その際、身分を証明するものが必要ですので、運転免許証やマイナンバーカードカード、パスポートを忘れずに持っていきましょう。
雇用保険被保険者証が「雇用保険に加入していることを証明する書類」であるのに対して、離職票は「退職したことを証明する書類」です。雇用保険被保険者証と大きく異なる点として、離職票には離職年月日や離職理由、離職前の賃金支払い額等が書かれています。離職票を使う場面は失業給付を受給する時で、その内容によって、受給期間や受給金額が決まります。
どちらもハローワークが発行する書類で、退職した時に勤め先からもらうものですが、使用目的が異なりますので混同しないよう気を付けてください。
雇用保険被保険者証は、普段目にしない、聞きなれないものですが、自分自身が雇用保険に加入していることを証明する大切な書類です。転職時や教育訓練給付を受ける時に必要ですので、失くさないよう保管しておきましょう。また、失くした場合は再発行が可能ですが、勤め先からもらっていないという場合、勤め先には被保険者本人に雇用保険被保険者証を渡す義務があるので、発行を忘れていないか、雇用保険加入の手続きがちゃんとされているかを確認しましょう。
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